臨床試験結果良好の胃がん新薬

胃がん、食道胃接合部がんの抗がん剤治療に供する新薬の臨床試験に関して、良好な結果であることが報告された。近い将来の新しい特効薬へ期待が高まっている。

抗がん剤新薬は、キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)。米国のMerck社が開発し、臨床試験を実施中だ。

新薬の臨床試験は、2回以上の前治療歴のあるがん患者を対象して単独療法で実施された。結果は良好で、効果が確認されただけでなく、効果の持続も報告されている。

新薬キイトルーダは、胃がん、食道胃接合部がん だけでなく、 食道がん大腸がんにも有望な新薬であり、それぞれに臨床試験が開始れている。

数年内に有望な抗がん剤新薬として治療に使うことができる可能性は高いと見られ、がん患者の期待は大きい。

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小児がんに有望な抗がん剤新薬

小児がんの治療に有効な抗がん剤新薬が開発される見込みだ。

小児がんの一種である神経芽腫は、10万人中2.5〜5人に発症するがん。 発症する患者の 90%が10歳未満で、発症年齢が高いほど予後が悪いという困った特徴があるのだ。 高リスク神経芽腫の場合の5年生存率は、 化学療法や免疫療法などの治療を施しても、50%程度とされている。

この小児がん(神経芽腫)に対して、名古屋大学の研究グループが画期的な新薬開発へ繋がる大発見をしたのだ。

研究グループはまず、新しいがん細胞培養法を確立した。これによって、がん化した神経芽腫モデルのTH-MYCNマウスの中から、 がん化初期の細胞を選択的に捉えて培養できるようになった。

発見はこの新しい培養法で得られた「がん化初期の細胞」を詳細に遺伝子発現解析・エピゲノム解析することで得られた。 この「がん化初期の細胞」の中のエピゲノム制御分子の一つであるポリコーム抑制複合体2(PRC2)が発がんと強い関連性があることが解ったのだ。

そこで、約500例の神経芽腫患者から集めた遺伝子も併せて解析したところ、 PRC2によって制御されるターゲット遺伝子の発現が、神経芽腫の悪性度と強い関連性を持っていることが解明されたのだった。

つまり、このポリコーム抑制複合体2(PRC2)を叩けば、 神経芽腫を効果的に治療できる可能性が高いのだ。この新薬の開発は、ターゲットの遺伝子さえ判明すれば、 分子標的薬を開発することは比較的に容易だからだ。

2014年の日本には20歳未満の神経芽腫患者が、162名も登録されていたが、 近い将来に小児がんの神経芽腫治療用の特効薬が開発される日は近いだろう。

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開発が最終段階の劇的な効果の新薬が多数!

がん(癌)もいづれは克服される病気に違いない。それだけ日夜に世界各国で新しい抗がん剤や治療法が開発され続けている。

米国研究製薬工業協会(PhRMA)が、取り纏めて発表した抗がん剤の開発状況は闘病中のがん患者と家族に勇気をもたらすだろう。多くの新薬が臨床試験でも最終段階を迎えつつあり、近い将来に新薬として”利用可能”となる可能性が示されたのだ。しかも、これらの抗がん剤新薬は300種をゆうに超え、それぞれが「劇的な効果」をもたらすというのだ。

 

米国研究製薬工業協会によると、世界で開発が臨床試験段階にまで進んでいる新薬は9404プロジェクトある。 
その内の74%が「画期的新薬」になる可能性があるとされている。 さらに抗がん剤の新薬に限っても4000件以上のプロジェクトが鋭意進行中なのだ。

治験は進行段階によって3段階に分けられるが、それぞれに画期的新薬となり得る可能性のプロジェクトの数も併せて報告されている。その数は、

  • フェーズ1の3723プロジェクトのうち3073プロジェクトが画期的新薬候補(83%)
  • フェーズ2の4424プロジェクトのうち3205プロジェクトが画期的新薬候補(72%)
  • フェーズ3の1257プロジェクトのうち 671プロジェクトが画期的新薬候補(53%)

となっている。
全世中が人類の英知を結集して、6949件もの"画期的新薬"の開発が進行中なのだ。

“近い将来”の劇的な効果のある抗がん剤新薬の登場が待たれる。

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